2022/08/27
めんどい
今回、Next.jsのJamstackなサイトを作ったんですけど、webをやってない人からしたら何それおいしいの?ですよね。中身最新にしただけで、ほぼ変わらない。いつもよりサイトの読み込みが軽したいがために、既存のやりかた全部見直して作ったようなものです。
2年前くらいにWordPressでブログサイト作ったんですけど、投稿がめんどくさくてほとんど放置しています。理由を考えたんですけど、SEOを意識しすぎて記入項目が増えたのと、プラグインで文字数が少ないって指摘された、変な意地でHTMLタグで書いてた。そう、めんどくさかったんです。
元来、めんどくさがり屋である私は、何かを始めるときにかなり工夫します。なるべくストレスを減らす、嫌な時にやらない、無駄と感じたらやめるなど。ひねくれもの満載な性格なので、ちょっとでも違和感があると、すぐやめたり、ほったらかしにする癖があるのです。多分、合理的な理由がないと動けない。多分自分は努力できない側の人間です。でも何かと他の人より、継続して結果を出しています。
やる事とやらない事は、しっかり分けていまして、目的から逆算した行動しかしないように意識しています(ノリと気分の行動は除きます)。非合理的な努力は、続かないし、意味がないと思うと継続できません。このスクール入ったら人生変わるとか、英単語書き取りとか、とりあえずやっておけばいいと言われたことは、脳が拒否して全く続かないのです。
ギターの指板といって、音の位置を覚えるのも丸暗記が非合理的だから、スケールとコードの組み合わせで覚えるし、就活も、自分のレベルから逆算して、エントリーシートいっぱい送らないし。
何でやるのか?何が必要なのかを明確にしておく癖があるので、非合理的な努力ができないみたいです。
https://note.com/mitanorifusa/n/n7bd26837f65e
上のURLにあるドラゴン桜の東大生と、「努力できる脳」「努力できない脳」を読んで、自分は努力できな脳だな〜って思いました。努力できるかは遺伝子で決まるらしいです。いまだに、頑張った人が一番偉い「努力した人一番偉い主義」が蔓延っていますので、自分みたいな怠惰な人間はとても生きにくいのです。インデックス投資で増えた5万円より、バイトで稼いだ5万円のほうが、綺麗に聞こえるし、適切な運動で痩せることより、辛いダイエットで減量した方が美しく聞こえる、要点を押さえて頭に入れるより、毎日10時間サボらず勉強したほうが偉い。辛い思いをする方が、頭を使って工夫するより、感情が動くので、無駄な努力を美徳とする文化なようです。
この間の飲み会で、夏休みに20万円バイトで稼ぐ友達の自慢されたんですけど、単純計算で、200時間バイトすると。そしたら隣が、その時間あったら新しいスキル磨いて起業したほうがいいとツッコミ。自分からすると地獄みたいなやりとりに聞こえたんですけど、多分周りの人は、何も違和感は感じなかったんだろうなと。
今、時給単価5000円切らないので、やり方次第で40時間以内で稼げるじゃんって心で思ったんですけど、マリーアントワネット状態になりそうだったので、発言を控えました。周りの雰囲気的に、20万円バイトで稼ぐ=(すごい、偉い)の認識は間違えていないと思います。大学生の軸で考えたら全く違和感がない。自慢した側からしたら面白くないと思います。
どっちが正しいってわけでもないかもしれないけど、多分自分の考えの方が、効率的で楽。自分は、20万円稼ごうと思ったら、普通のバイトで200時間は働かない。今後に生きるスキルが身に付く、出会いがあるならやるけど笑。
最近、世の中の心理について考えていて、その中の一つに
「真面目に頭を使った人が勝ち、真面目に働いた人が負ける」
という結論があります。
お金をいっぱい稼いでる人とか、裕福な暮らしをしてそうな人を見ると、偏差値の高い大学に入っていたり、どこかで大きなを苦労して、成功している人がほとんどです。頑張るべきタイミングでしっかり頑張ることが大事なのかもと思っています。
「努力できる脳」のほうが聞こえがいいのは、言い換えれば「無駄な努力もできる脳」で、
「努力できない脳」は、聞こえが悪く、言い換えれば「無駄な努力ができない脳」でもあります。
努力の話で、質か量の二項対立が生まれますが、両方大事にしているやつには勝てないので、強いて言うなら、無駄な量をやらないために、質を高めるといったところでしょうか。
じゃあ今日はこの辺で。ばいばい。
関根