【過去記事】Web制作会社で経験した仕事

Web制作会社のインターンでエンジニアとして経験した仕事の内容をまとめました。

テンプレサイトに情報入力

会社に入って最初に経験した仕事は、テンプレサイトに情報を入力する業務です。
データシートに書かれている内容を元にサイトを作っていきます。
画像や文言、サイトカラーを変更し、一つのサイトを約4時間で作成します。
完成した後にフィードバックをもらい、指摘された箇所を修正します。

苦労した場面

この作業で苦労したことは、データ入力のミスを減らすことです。
WordPressのサイトの管理画面を熟知しないと完璧に仕上げることは難しいです。
最初の頃は、WordPressの仕組みが分からなかったので管理画面について社員さんにたくさん質問していました。
一度聞いたことを二度聴くことが許されなかったので、あとで自分で復習できるようにメモをとっていました。

得られた経験値

この業務で身についた経験は、サイトがどのように作られているかを理解できたことです。
WordPressを使えば簡単にサイトができてしまうことに驚きました。
実際に使われているプラグインを知ることができたのは大きな経験値となりました。

サイトの記事移行

サイトをリニューアルする時の仕事として、既存のサイトの記事を写す業務がありました。既存のサイトの記事や画像をリニューアル先のサイトに反映する作業を1件5分で完了させます。

苦労した場面

この業務で苦労したことは、単純作業の繰り返しであることです。
ページを開く→コピペの作業は、楽そうに見えてとても苦しい作業でした。
なにより、この作業が自分の成長につながるかどうかを疑問に持ちながら作業をすることが一番辛かったです。

得られた経験値

この作業では、単純作業の効率化のやり方が身につきました。
一個のミスで記事のズレが発生すると大きく時間を失ってしますので、ミスなく早く完了する方法を考えました。
作業の工程を分け、まとめて移行していくことがもっとも効率のよい方法でした。

LPコーディング

この作業は、web制作の基礎となるとても重要な業務です。
PSDデータを元にHTML,CSSでコーディングします。
在宅での業務はこの作業がメインになります。

苦労した場面

CSSを自分の思い通りにすることに大きな労力がかかりました。
IE対応のCSSしか使えないという縛りがあったので基礎を完璧にする必要がありました。
デザインカンプに忠実にコーディングしなければならないので、CSSを理解していないと大きく時間がかかってしまいます。
突き詰めると奥が深いのがCSSです。
一度詰まると1時間くらい作業が止まります。

得られた経験値

タグの概念や、webサイト制作の基礎が身につきました。デザインカンプを見れば、HTML,CSSの構造が見えるまでになりました。
また、デザインカンプを見てどのくらいの時間で構築が可能かの見積もりまでできるようになりました。

トップページの構築

この作業は、PHPで動的出力されているものにCSSをつけたします。
WordPressのPHPを知らないと難しい作業になります。ヘッダーやフッター、全ページに出力させる部分を構築します。

苦労した場面

PHPの一部を変えようとするとエラーが発生してしまうことに苦労しました。
WordPressのクエリなどを理解することに時間がかかりました。
動的出力されている部分はclass名や構造が固定されているので、それに合わせてCSSを記述していかなければなりません。
他の人が書いたコードをいじる難しさを痛感しました。

得られた経験値

この作業を通して、初めて実際に使われているプログラミングに触れました。
簡単な分岐や、データの取得が身についたことで、確実にスキルが上がったと思います。

まとめ

Web制作会社のインターンで経験して、web制作の独学はかなり難しいことだと思いました。
インターンの経験があったことで、自分でWordPressテーマを作ることができるようになりました。
「百考は一行に如かず」という言葉があるように、実際に現場で学ぶことが一番だと思いました。